- エアロビクス
2025.10.22
2025.11.13
エアロビクス(エアロビ)は、リズミカルな音楽に合わせて体を動かす有酸素運動として人気ですが、「筋肉にはどんな効果があるの?」「筋トレとはどう違うの?」と気になる人も多いはずです。
本記事では、エアロビが筋肉に与える影響、鍛えられる部位、筋肉を落とさないための食事と休息、そしてよくある質問までを丁寧に解説します。
エアロビは有酸素運動として分類されますが、実は筋肉の持久力・協調性・反応速度にも大きく関わっています。ここではそのメカニズムを整理します。
エアロビは酸素を使って脂肪をエネルギーに変換しながら、全身の筋肉を動かします。主に下半身・体幹・腕・肩まわりがバランス良く刺激され、筋肉を維持しながら脂肪を効率よく燃焼します。
ステップやジャンプ、腕の動きを繰り返すことで、筋肉が長時間動作に耐える「筋持久力」が鍛えられます。瞬発的な筋力よりも、「疲れにくく動きやすい筋肉」が育つのが特徴です。
エアロビでは音楽のリズムに合わせてバランスを取る動作が多く、体幹や背筋群が常に使われます。これにより自然と姿勢が良くなり、日常動作が安定します。
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エアロビクスの目的とは?健康・美容・メンタルに効く理由を徹底解説!
全身を動かすエアロビでは、特に次の筋肉が効果的に刺激されます。
ステップ運動やスクワット系の動作により大腿四頭筋・ハムストリング・大臀筋が強化されます。階段を上る、歩くといった日常動作が軽くなるのはこのおかげです。
リズムに合わせたジャンプやステップによって**下腿三頭筋(ふくらはぎ)**が鍛えられ、血流改善・むくみ予防にも役立ちます。
上半身を支えるために常に使われるのが体幹部。エアロビは腹横筋・腹斜筋・脊柱起立筋を中心に、自然と体幹トレーニング効果をもたらします。
動きに合わせて腕を大きく振るため、三角筋や上腕二頭筋・上腕三頭筋が引き締まります。姿勢改善や肩こり予防にも効果的です。
有酸素運動ではエネルギーが多く消費されるため、やり方を間違えると筋肉が分解されやすくなります。ここでは筋肉を維持するポイントを紹介します。
レッスン前は軽めの糖質(バナナ・おにぎりなど)を摂取し、レッスン後はタンパク質と炭水化物をセットで摂るのが理想です。筋肉分解を防ぎ、回復を早めます。
毎日高強度で行うと筋肉の回復が追いつきません。週2〜4回、1回45〜60分の中強度がベストです。身体が重く感じる日は軽めに動き、回復を優先しましょう。
筋肉量を維持したい人は、週1〜2回の筋トレをプラスするのがおすすめです。エアロビが脂肪燃焼を促し、筋トレで引き締めるという相乗効果が生まれます。
▼もっと効果を知って始めたい方向けに、下記記事でエアロビクスの効果について詳しく解説しています
気になるエアロビクスの効果とは!楽しいのに身体にいいってほんと?
食事の質は筋肉の質に直結します。エアロビで代謝を高めながら筋肉を維持するための食事の基本を整理します。
筋肉合成の材料となるたんぱく質は、1日体重×1.2〜1.5gを目安に。鶏むね肉、卵、豆腐、魚、ヨーグルトなどをバランス良く取り入れましょう。
エネルギー不足は筋肉分解の原因になります。全粒穀物や玄米などの低GI炭水化物を適量摂取することで、安定したパフォーマンスを維持できます。
発汗で失われるナトリウムやカリウム、筋収縮に必要なカルシウム・マグネシウムをしっかり補うことも大切です。
エアロビで筋肉を維持・育てる際の注意点をまとめます。
エネルギー不足で筋肉分解が進むことがあります。バランスを重視しましょう。
過度な有酸素運動はストレスホルモンを増やし、筋肉の維持を妨げます。中強度が理想です。
運動後のストレッチを省くと筋肉の柔軟性が失われ、疲労が溜まりやすくなります。
A1: 適切な栄養を取っていれば減りません。エアロビは脂肪を燃焼しながら筋肉を維持する運動です。筋肉が減るのは、極端な食事制限やオーバートレーニングが原因です。
A2: あります。特に「体幹」「下半身」「姿勢筋」の筋持久力が鍛えられ、見た目が引き締まります。筋肥大を狙う場合は筋トレを併用しましょう。
A3: 筋トレ→エアロビの順がおすすめです。筋トレ後の有酸素運動は脂肪燃焼効果を高めます。逆にすると筋肉のエネルギーが先に消耗されます。
A4: 無理せず正しいフォームを覚えること、そして呼吸を止めないことです。テンポよりも姿勢と動きの質を重視しましょう。
エアロビは、脂肪燃焼と筋肉維持を同時に叶える理想的な運動です。筋持久力・柔軟性・姿勢の改善にも効果的で、続けるほど“しなやかで動ける身体”が作られます。
筋肉を落とさず健康的に引き締めたい人には、無理のない頻度と食事管理が欠かせません。
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監修:舛井達郎 エイムのマーケティングに携わり、紙媒体やWeb広告の運用を行っている。動画や広告制作も担当し幅広い業務に従事。フィットネスの普及のため、運動の方法や健康についてインスタグラムでの発信も行っている。