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ピラティスでおなか痩せを目指そう|体幹を使ってぽっこりおなかを引き締める方法とは

「ダイエットをしても、下腹のぽっこりがなかなかへこまない…」 「年齢とともにおなか周りに締まりがなくなってきた…」

このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。おなか痩せを目指して必死に腹筋運動(クランチなど)を繰り返しても、思うような効果が出ず、かえって首や腰を痛めてしまったという経験を持つ方も少なくありません。

そこでおすすめしたいのが「ピラティス」です。

ピラティスは、単に筋肉を肥大させる筋トレとは異なり、体の奥深くにある「インナーマッスル」や「体幹」を鍛えることで、骨盤や姿勢からおなか周りを根本的に引き締めるアプローチを行います。今回は、ピラティスがおなか痩せに効果的な理由や、具体的なエクササイズ、効果を高めるポイントを詳しく解説します。

ピラティスがおなか周りに向いている理由

おなかを凹ませたいとき、多くの人がイメージするのは頭の後ろで手を組んで上体を起こす、いわゆる一般的な「腹筋運動」でしょう。しかし、ピラティスのアプローチはこれとは大きく異なります。なぜピラティスがおなか周りの引き締めにこれほど向いているのか、その理由を整理していきましょう。

インナーマッスルを使いながら体幹を支える

般的な腹筋運動が主に表面の筋肉(腹直筋など)を鍛えるのに対し、ピラティスは「腹横筋(ふくおうきん)」や「内腹斜筋(ないふくしゃきん)」といった、おなかの深い部分にあるインナーマッスルをターゲットにします。

特に腹横筋は、おなか全体をぐるりと包み込む「天然のコルセット」のような役割を持っています。ピラティスでこのコルセットを内側からキュッと締め直すことで、外側に広がろうとするおなかを物理的に抑え込み、引き締まったウエストラインを作ることができるのです。

姿勢改善によっておなかが出にくくなる

実はおなかが太って見える原因は、脂肪だけではありません。骨盤のゆがみや、猫背・反り腰といった「姿勢の崩れ」によって内臓が本来あるべき位置から下がり、前へと押し出されているケースが非常に多いのです。

ピラティスはもともと、リハビリテーションを起源とした骨格・姿勢改善のエクササイズです。背骨や骨盤を正しい位置へと整えるため、「姿勢が良くなった結果、おなかが自然と平らになる」という劇的な変化が期待できます。

呼吸と連動しておなかをコントロールする

ピラティスでは、主に「胸式ラテラル呼吸」という独特の呼吸法を行います。これは、おなかをずっと薄く凹ませた状態のまま、肋骨(胸の横や後ろ側)を風船のように大きく広げて呼吸する方法です。

エクササイズ中、常にこの呼吸を続けることで、おなかのインナーマッスルは絶え間なく刺激され続けます。ただポーズをとるだけでなく、呼吸そのものがおなかをコントロールする強力なトレーニングになっているのです。

 

あわせて読みたい:ピラティスの効果とは?体幹強化・姿勢改善・ダイエットまで徹底解説

おなか周りが気になる原因とは?

効果的におなかを凹ませるためには、まず「なぜ自分のおなかが出ているのか」の原因を知ることが大切です。主な3つの原因を見てみましょう。

体幹の弱さによるぽっこりお腹

内臓は、骨盤と肋骨のあいだの空間に収まっていますが、ここには骨の壁がありません。内臓を支えているのは、主に体幹の筋肉だけです。そのため、体幹(インナーマッスル)が弱くなると、内臓の重みに耐えきれなくなり、重力に従って前や下へと垂れ下がってしまいます。これが、脂肪が少ない人でも起こる「ぽっこりお腹」の正体です。

姿勢の崩れによる下腹の前突出

特に女性に多いのが「反り腰」による下腹の突出です。骨盤が前に過剰に傾くと、おなか側の筋肉がだらしなく引き伸ばされ、おなかの力が完全に抜けてしまいます。逆に、背中を丸めて骨盤を後ろに寝かせた「猫背(骨盤後傾)」の姿勢も、おなかの筋肉が潰れるようにたるみ、下腹が前に押し出される原因になります。

運動不足による筋力低下

加齢や運動不足によって筋肉量が減少すると、基礎代謝が落ちておなか周りに皮下脂肪や内臓脂肪がつきやすくなります。さらに、おなかを支える筋力自体も低下するため、脂肪の重みに負けてたるみが加速するという悪循環が生まれます。

ピラティスで意識したい“おなかの使い方”

ピラティスにおいて、ポーズの見た目の美しさは二の次です。最も重要なのは、「おなかの筋肉をどう使っているか」という内側の意識です。エクササイズを始める前に、次の3つの使い方をマスターしましょう。

おへそを軽く引き込む意識を持つ

ピラティスでは、おなかを凹ませる動作を「スクープ(お玉でアイスクリームをすくうようなイメージ)」と呼びます。背中に向かっておへそを優しく引き込み、さらにそのおへそをみぞおちの方へ少し引き上げるような感覚を意識してください。 おなかを「膨らませる」のではなく、「薄く硬くする」感覚をキープすることがポイントです。

腰ではなく体幹で姿勢を支える

足を上げたり、上体を起こしたりする動きの際、おなかの力が抜けると、代わりに「腰の筋肉」で体を支えようとしてしまいます。これは腰痛を引き起こす原因になります。 どんな動きのときも、骨盤を安定させ、腰を床に押し付けすぎず、かといって浮かせすぎない「ニュートラルな位置」に保ち、体幹の力で姿勢を支え続ける意識を持ちましょう。

呼吸を止めずにゆっくり動く

慣れない動きをすると、つい息を止めて力んでしまいがちです。しかし、息を止めると血圧が上がったり、アウターマッスル(表面の筋肉)ばかりが働いてインナーマッスルに効かなくなったりします。鼻から吸って肋骨を広げ、口から吐きながらおへそをさらに奥へと引き込む。この呼吸の波に動きを乗せて、ゆっくりとコントロールしながら動かしましょう。

 

あわせて読みたい:正しい呼吸でピラティスの効果を最大化|胸式呼吸のやり方とポイント

おなか周りにおすすめのピラティスエクササイズ

それでは、自宅のマットや床の上で今すぐ実践できる、おなか痩せに代表的なピラティスエクササイズを3つご紹介します。

①ハンドレッド|呼吸と体幹を連動させる基本エクササイズ

ピラティスの代名詞とも言える、おなかを温め、体幹を安定させるエクササイズです。100回(ハンドレッド)腕を振ることからこの名前がついています。

1.仰向けになり、膝を90度に曲げて持ち上げます(すねが床と平行になる「テーブルトップ」の姿勢)。

2.息を吐きながら、頭と肩甲骨が床から少し浮くところまで、上体をゆっくり起こします。目線はおへそです。

3.両腕を体側から少し浮かせ、床と平行にまっすぐ伸ばします。

4.おなかを薄く保ったまま、腕を上下に小刻みに(10〜20cmの幅で)振ります。

5.「5回吸いながら腕を振る」「5回吐きながら腕を振る」を1サイクルとし、まずは5〜10サイクル(計50〜100回)を目指して行います。

※首が痛くなる場合は、頭を床に下ろした状態で行っても構いません。

②シングルレッグストレッチ|下腹と体幹を安定させる

脚を交互に伸ばす動きを通じて、下腹(腹横筋の下部)を集中的に刺激し、脚の重みに負けない体幹の強さを養います。

1.仰向けになり、ハンドレッドと同様に両脚を「テーブルトップ」にします。

2.上体を肩甲骨が浮くあたりまで起こし、右膝を胸に引き寄せ、左脚は斜め40度くらいの位置へまっすぐ伸ばします。

3.右手は右足首、左手は右膝の内側に添えます。

4.息を吐きながら、左右の脚をリズミカルに入れ替えます(次は左膝を引き寄せ、右脚を伸ばす)。

5.骨盤が左右にグラグラ揺れないようにおなかでパシッと支えながら、交互に10〜20回行います。

③プランク系動作|全身でおなかを支える感覚づくり

ピラティスのプランクは、ただ耐えるだけでなく、頭の先からかかとまでを一直線に保ちながら、おなかを内側へ引き込み続ける「アクティブなキープ」を意識します。

1.四つん這いの姿勢から、両肘を床につけます(肘は肩の真下)。

2.片脚ずつ後ろへ伸ばし、つま先を立てて体を浮かせます。

3.頭・背中・お尻・かかとが一直線になるようにキープします。

4.おへそが床に垂れ下がらないよう、息を吐くたびにお腹を天井へ引き上げるように意識します。

まずは息を止めずに20〜30秒キープすることから始めましょう。

ピラティスでおなかを引き締めるためのポイント

ピラティスの効果を最大限に引き出し、おなか痩せのスピードを加速させるためには、以下の3つのポイントが欠かせません。

回数より“正しいフォーム”を優先する

ピラティスには「1セット100回」といった過度な回数は必要ありません。間違ったフォームで50回行うよりも、完璧な意識と正しいフォームで行う5回のほうが、はるかに高い効果を発揮します。 「おなかが抜けていないか」「肩に力が入っていないか」と、常に自分の体に耳を傾けながら、量より「質」を重視して行いましょう。

短期間でなく継続を意識する

ピラティスの創始者であるジョセフ・ピラティス氏は、次のような言葉を残しています。

「10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回で体のすべてが変わる」

ピラティスは魔法ではないため、1日やっただけで翌日におなかが激変することはありません。しかし、週に2〜3回のペースでも継続していけば、確実にインナーマッスルが鍛えられ、骨格が変わり、おなか周りがすっきりとしてきます。まずは1ヶ月、3ヶ月と生活の一部に組み込んでみてください。

食事や生活習慣もあわせて見直す

ピラティスでおなかを支える筋肉を鍛え、姿勢を良くすることは可能ですが、その上を覆っている「皮下脂肪」を落とすためには、消費カロリーが摂取カロリーを上回る必要があります。 ピラティスと並行して、脂っこい食事を控えたり、夜遅くの完食を避けたり、日常生活で歩く歩数を増やしたりといった、基本的な食事・生活習慣の見直しもあわせて行うと、より早く目に見える結果が現れます。

あわせて読みたい:ピラティスの効果を最大化する食事ガイド|前後1時間の過ごし方で体が変わる!

ピラティスとおなかに関するよくある質問(Q&A)

Q. ピラティスだけでおなか痩せできますか?

A. 姿勢の崩れや筋力低下による「ぽっこりお腹」には、ピラティスだけで非常に高い引き締め効果があります。 ただし、おなか周りに脂肪がたくさんついている場合は、ピラティスで土台(筋肉と姿勢)を整えつつ、食事管理や有酸素運動を組み合わせることで、より効率的でおなかの凹むスピードが早い「おなか痩せ」が実現します。

Q. 下腹ぽっこりにも効果はありますか?

A. 大いに効果があります!むしろ下腹ぽっこりこそ、ピラティスの得意分野です。 下腹がぽっこり出る原因の多くは、骨盤のゆがみや腹横筋のゆるみです。ピラティスは骨盤を正しい位置へと誘導し、下腹部のインナーマッスルをダイレクトに刺激するため、キュッと引き締まった下腹を取り戻すことができます。

Q. 腹筋運動が苦手でも大丈夫ですか?

A. まったく問題ありません。むしろ腹筋が苦手な方にこそおすすめです。 一般的な腹筋運動のように「体を無理やり丸める・起こす」動きが苦手な方でも、ピラティスでは仰向けで脚を動かすメニューや、四つん這いのメニューなど、体力に合わせた様々なアプローチが可能です。インストラクターがレベルに合わせて強度を調整できるため、運動初心者でも安心して始められます。

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まとめ|ピラティスでおなかを“支えられる体”へ

ピラティスは、単におなか表面の筋肉をハードに痛めつける運動ではありません。 眠ってしまっていたインナーマッスルを目覚めさせ、崩れた骨格を本来の美しい位置へと戻すことで、「自分の筋力で、おなかを内側からきれいに支えられる体」を作るエクササイズです。

姿勢が整い、おなかが内側から引き締まると、洋服がきれいに着こなせるだけでなく、立ち姿や歩き姿までもが見違えるほど美しくなります。

「家で一人で正しいおなかの使い方ができているか自信がない…」 「基礎からしっかり学んで、今度こそぽっこりおなかを解消したい!」

そう思われた方は、ぜひフィットネスクラブエイムへ足を運んでみませんか?

エイムでは、初心者の方でも安心して参加できるピラティスのスタジオプログラムや、専門のインストラクターによる丁寧なサポート環境をご用意しています。一人ひとりの体のクセを見極めながら、正しい呼吸やおなかの引き込み方を分かりやすくお伝えします。

ぜひエイムで、おなかを根本から変える心地よいピラティスを体験し、すっきりとした理想のウエストラインを手に入れましょう!スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております。

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