- ピラティス
2025.11.27
2025.09.11
ピラティスは20世紀初頭、ドイツ出身のジョセフ・ピラティスによって考案されたエクササイズです。リハビリや兵士の体力回復のために生まれ、現在では世界中でフィットネス・美容・医療の分野に取り入れられています。特徴は「体幹を意識した精密な動き」であり、ヨガや一般的な筋トレとは一線を画す点にあります。
ジョセフ・ピラティスは病弱な幼少期を過ごしましたが、健康法を独自に研究し、自身の体を鍛え上げました。その後、戦争捕虜収容所でリハビリ法として仲間に教えたのが始まりとされています。のちにアメリカへ渡り、ダンサーやアスリートに広まり、現代のピラティスへと発展しました。
ピラティスには「呼吸」「集中」「コントロール」「中心化(体幹)」「正確性」「流れ」「持続」「リラックス」といった原則があります。これらを意識することで、ただ動くだけでなく、体と心を統合的に整える効果が得られます。
姿勢改善や体幹強化、ストレス軽減といった多面的な効果が期待できるため、幅広い世代から支持されています。リハビリ、ダイエット、スポーツパフォーマンス向上、美容目的など、用途の広さも人気の理由です。
ピラティスは全身にさまざまな良い影響をもたらします。ここでは代表的な効果を紹介します。
ピラティスは体幹を鍛えながら背骨や骨盤の位置を整えるため、猫背や反り腰の改善に役立ちます。正しい姿勢が定着すると、見た目の印象が良くなるだけでなく、肩こりや腰痛の予防にもつながります。
インナーマッスルを重点的に鍛えるため、体の安定性が向上し、腰への負担が軽減されます。腰痛に悩む人やデスクワークが多い人にとって、腰痛予防として非常に有効です。
ピラティスは深い呼吸と集中を伴うため、リラクゼーション効果があります。副交感神経が優位になり、自律神経のバランスが整うことで、ストレス軽減や睡眠の質向上にもつながります。
激しい有酸素運動ほどの消費カロリーはありませんが、基礎代謝を上げて痩せやすい体を作る効果があります。特にお腹周りの引き締めに効果的で、姿勢が改善することで「痩せて見える」効果も得られます。
ストレッチ要素を含む動きが多く、関節の可動域を広げます。柔軟性が高まることで、スポーツや日常動作のパフォーマンスが向上し、ケガの予防にもつながります。
ピラティスはヨガや筋トレと混同されがちですが、それぞれ目的や呼吸法に違いがあります。
ヨガは腹式呼吸でリラックスを重視するのに対し、ピラティスは胸式呼吸を用います。胸式呼吸は肋骨を広げながら行うため、体幹を安定させながら動作でき、集中力も高まります。
リラックス重視ならヨガ、筋力アップ重視なら筋トレ、姿勢や体幹改善を重視するならピラティスがおすすめです。目的に合わせて選ぶことで、効果を実感しやすくなります。
ピラティスには大きく分けて「マシン」と「マット」があります。
専用のリフォーマーという器具を使い、スプリングの抵抗を利用して動作を行います。強度や可動域を調整しやすく、初心者から上級者まで幅広く対応可能です。正しいフォームを身につけやすいのも利点です。
自重を利用して行うため、特別な器具が不要で、自宅でも気軽に取り入れられます。全身をバランスよく鍛えられますが、フォームが崩れやすいため注意が必要です。初心者は指導者の下で基本を学ぶのがおすすめです。
フィットネスクラブエイムで10月より「レズミルズピラティス」が各店舗にてレギュラープログラムとして開講されます。
夢中になれる音楽と振り付け、 そして科学的に裏付けられた 最新のピラティスエクササイズです。
現代的な呼吸法とゆっくりシンプルな動きで、腹部、臀部、背部、股関節まわりを鍛え、 正確なテクニックと コントロールが身につきます。
伝統的なピラティスと Les Mills エクスペリエンスの融合により、
参加者は、強く、穏やかで、ハッピーな気持ちで クラスを終えることができます。
ピラティスは継続することで効果が現れます。期間ごとの変化を見てみましょう。
体が軽くなる、呼吸が深くなる、ストレスが減るなどの効果を実感できます。運動習慣がつくことで、生活リズムの改善にもつながります。
継続すると体幹が安定し、姿勢が整います。お腹周りの引き締まりやヒップアップなど、見た目の変化を感じる人が多いです。
半年以上続けることで、腰痛や肩こりの改善、柔軟性の向上、基礎代謝アップなど、健康面でのメリットが大きくなります。年齢を重ねても動ける体づくりにつながります。
ピラティスは有酸素運動と筋トレの中間に位置し、激しい脂肪燃焼効果はありません。ただし、体幹やインナーマッスルを鍛えることで基礎代謝が上がり、痩せやすい体質作りに役立ちます。続けることで「お腹が引き締まった」「姿勢が良くなって痩せて見える」と感じる人が多いです。
初心者は週2〜3回を目安にすると効果を実感しやすいです。1回あたり30〜60分程度で十分。無理に毎日行うよりも、習慣化できる頻度で続けることが大切です。
柔軟性が高く呼吸法を意識できる人は効果を実感しやすいです。反対に、呼吸が浅い人や反動を使って動いてしまう人は効果が出にくくなります。正しいフォームと呼吸を意識することが重要です。
ピラティスは体幹強化、姿勢改善、ストレス解消、ダイエット効果など、多面的なメリットを持つ万能エクササイズです。ヨガや筋トレとの違いを理解し、自分に合った方法を取り入れることで、健康的で美しい体を手に入れることができます。無理なく続けられる習慣として、日常に取り入れてみましょう。
フィットネスクラブエイムでは、「ピラティス」そして10月より新たに「レズミルズピラティス」がスタジオプログラムとして開講されます。
あなたも「ピラティス」で、より良い生活習慣、生活の質の向上を目指してみませんか?
【レズミルズピラティス 開講店舗】
監修:舛井達郎 エイムのマーケティングに携わり、紙媒体やWeb広告の運用を行っている。動画や広告制作も担当し幅広い業務に従事。フィットネスの普及のため、運動の方法や健康についてインスタグラムでの発信も行っている。