「飲んだ後のラーメン」は人間としての本能的行動である。

こんにちは!フィットネスクラブエイムです。

歓送迎会、お花見、ご入学祝いなど、なにかとお酒を飲む機会が増える季節。
北陸応援割の効果なのか、街中にも観光客さんがあふれていますね!
久しぶりに活気のある飲食店通りを眺めていました。

さて、みなさん…飲んだ後にはラーメンが食べたくありませんか?
ラーメンでなくとも、お茶漬けなどのお米や、うどんなどを求める方もいますよね。
「絶対この時間に食べてはいけない…!」とわかっているのに、
どうしても求めてしまう、飲んだ後の〆。その理由はなんなのでしょうか?

アルコールの分解には糖質が必要!

アルコールを分解する臓器は肝臓です。
アルコールそのものは、摂取されたら胃や小腸で吸収されます。
吸収されるとともに、肝臓での分解がスタートします。
実は、筋肉や心臓(心筋)などでも分解されます。

ざっくり言うと、
①アルコールは一度肝臓でアセトアルデヒドという有害物質に変えられる
 →アルコール→酵素などで攻撃しやすい有毒物質に変える
②その次に2型アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)などの酵素の働きで酢酸に変化させる
 →酵素などの働きで、有毒物質を無害な物質に変える
この「酢酸」は無害なものなので、ここまでの分解を肝臓ががんばってくれています。

この酢酸は、血液の流れに乗って筋肉・心臓へ移動。
そこで更に熱エネルギーを発し分解され、最終的に炭酸ガスや水へ変化します。
人によって肝臓の大きさや酵素のタイプは違い、また年齢によっても機能に変化があります。


そんな肝臓のエネルギー源は「糖質」です!
肝臓の機能を活かすためには、しっかりエネルギーも摂取する必要があるということ。
例えるなら、ガソリンのない車が走れないのと一緒で、肝臓も糖質というエネルギーがなければ、
アルコールをはじめとした分解機能が働きにくくなります。

食べるタイミング

肝臓が糖質を求めるのは理解できたとして、
じゃあいつ糖質を摂取した方がいいのか?

できれば、お酒を飲むときに一緒に摂取するのが理想的。
お腹も膨れますが、その分大量の飲酒はセーブできます。
また、糖質を摂取する際には消化吸収のよいものがいいので、
油で炒めたチャーハンなどより、おにぎりなど脂質の少ないものがベスト。
飲み会前におにぎり一つ食べるだけでも、エネルギー摂取には十分です。

それでも、大量にお酒を飲んでしまった場合、
肝臓の処理機能が間に合わず、エネルギーが枯渇してより多くの糖質を求めるかもしれません。
その場合には、飲んだ後の〆として、ラーメンやお茶漬けを求めることに。
そんなときにも「リセットできる術」があると、そこまで罪悪感なく食べられます。
その一つが運動習慣!
たまの不摂生も、日ごろから健康習慣として運動も継続しているなら、
翌日からの運動内容や食事内容を少し調整するだけで身体機能は維持しやすくなります。
(たまに羽目をはずすくらいの楽しみは必要)

飲み過ぎた後の食事は消化のよいものにして、
糖質はもちろん、タンパク質も意識して摂取する。
分解されて水になったアルコールを排出するために、
汗をしっかりかいたり、排せつがスムーズにいくように水分を多くとる。
二日酔いなどで、まだまだ体内にアルコールがあるような感覚であれば、
無理な運動やサウナ、長風呂はやめて、まずはしっかり睡眠をとる。

いろいろありますが、たまに不健康なことをしても問題のない体をつくっていく。
それが日ごろから頑張っている目的になればいいな、と思います。


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びんの蓋を開けるのは何筋?


こんにちは!フィットネスクラブエイムです。

皆さん、人生で一度はびんの蓋に苦戦したことはありませんか…?
「前閉めたヤツ誰だよ!」と思い返せば間違いなく自分。
ゴム手袋や便利ツールを使うのは、なんか負けた気がして…
そんな「びんの蓋」ですが、開けるために必要な筋肉は何でしょうか。

びんの蓋をあける動作確認

びんの蓋を開けるための動作は
①びんの蓋を掴む、びん本体を掴む
②上と下で逆方向へねじる
というシンプルな動きです。

そこで必要なのは、
・蓋と本体をしっかり掴むための握力
・安定させるための前腕の筋力
・固定させるための肩周りの筋力

でしょうか。

これだけ見れば、細い女性が「あ~ん、困っちゃった~」と言うと、
スッと屈強な男が現れて「メキョッ」と筋肉(主に上半身)を出し、
グッと力を入れて「ふんっ」と息を止めてねじると蓋が開き、
「わ~お!助かっちゃった!thank you!」とほっぺにキスをする
安いアメリカのCMのような風景が浮かびます。

肩は背中からつながり、前腕は肩からつながる!

「よーし!じゃあ俺もびんの蓋を軽々開ける男になるぜ!」と意気込んで、
肩~腕だけのトレーニングをしても変な体になるだけで意味ありません。

肩を鍛えるためには、一定の背中の筋力は必須ですし、
二の腕、力こぶのある上腕から肘から先の前腕に力が伝わり、
そこから総合的に握力に繋がるので、
びんの蓋のためにどこか一か所だけを必死でトレーニングすることは無意味です。

「びんの蓋だけのために、そんなことするやつはいない」と思うでしょう。
私もそう思います。笑

ただ、少し見方を変えると、似たようなことがたくさんあります。
例えば、
・部分痩せをしたいから、腹筋だけする!
・ゴルフがうまくなればいいから、背中の柔軟だけする!
・見える部分だけ何とかしたいから、脚だけトレーニングする!
のように、限られた○○のために▲▲する!は、結構無意味なことが多いのです。

人の体は表裏一体。
ここだけ、そこだけ、はケガのリスクも高くなるだけです。
全身バランスよくトレーニングし、その上で更に気になるところを重点的にやる。
手っ取り早く結果を出そうとしても無意味です!

まずは、広く浅く全体をみる!

最終目標を設定する上で、体の気になる部分を改善することはOK!
そこがモチベーションになり、トレーニングにも集中しやすくなります。

ただし、運動をスタートさせていく初期段階では、全身運動から行うことをお勧めします。
まずは全体の不調と好調を認識して、骨格・関節・筋肉の可動域を確認。
そうすれば、自分の得意不得意動作が理解できるので、
トレーニングメニューを組むときにも、目標に向かって明確なメニュー設定ができます。
体組成計での身体バランスも、もちろん大切なのですが、
まずは「自分で動いてみる」と、数字で表せない、目に見えない感覚が理解できます。
これって、体を動かす上でとっても大切です。

体はただ機械のように動かせばよいのではなく、
「効いてる~」とか「あれ?なんか前と感覚違うな…」など、
自覚的に気づくことが、トレーニング効果をアップさせます。


元気があれば、なんでもできる!(ご無沙汰しておりました…)


こんにちは!フィットネスクラブエイムです。

石川県の皆さん、年始早々からの地震もあり大変だったと思います。
また、罹災され被害にあわれた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。

心身ともに疲労がたまってしまうと、これからの復興にも影響があります。
少しずつ、やるべきことをやり、心も体も健康になること。
さらに、社会的な健康(つながり)をもって、三方良しの健康を作り上げていきましょう。

金沢市で避難所で過ごしてる知人が、先日能登の自宅に戻る。と挨拶に来てくれました。
まずは無事に家族みんなで避難してくれてて安心しました。

しかし、帰ると言った能登の自宅は、住めないわけでないが傾いており、
水は出るけど下水がまだ復旧していないので、生活はとても不便なままです。
そんな中、どうしても戻るといった理由が
「避難所にいると、やることなくてダメになる」との返答。

「ずーーーっと同じところで、本当にやることがなくて気が病みそう。」
「自宅に帰れば、片付けなりでやることがある、それがいい。」
「やっぱり家にいる、という安心感は、何にも代えがたい。」

震災から3か月半。
当初は不安で押しつぶされそうだったのに、あの時よりも元気そうで嬉しく思います。


やることがない苦痛、やりたいけどやれない苦痛

この知人のように、やることがない苦痛はなかなか体験できない苦痛です。
(本来、そんな苦痛ないことが一番ですが)

しかし、やりたいけどやれない苦痛は、
自分自身でコントロールできることが多くあります。
その一つが「健康管理」です。
体重や体脂肪、筋量だけではなく、心の健康も含まれます。
心の健康は社会的なつながりと比例して良くなる傾向がありますので、
WHOが推奨する指標は間違いではない、と感じます。

日々の健康管理が習慣になっていないと、いざ外部要因で環境が大きく変わったときに、
どう適応していけばいいのか「わからない」「できない」になります。
ここでお伝えしている”習慣”とは、▲▲を○○回する!ということではなく、
・自分のベストな状態を認識し
・それにズレがあったときに何がズレているかを見つけ出し
・必要に応じて対策をとり、解消できる
ことを指しています。

例えば、
✓ベスト体重と体脂肪率、筋肉量などを知っている
✓安定しているメンタル状態、または解消方法がある
✓不調があったときに、体を動かす癖がついている
などがあります。
そして、健康面では「体→心」の順で良くなると言われています。
少々心が鬱っとしても、まずは体を動かすことで解消する、ということです。


元気があれば、なんでもできる!

まだまだ復興どころか、復旧も見通しのない状況です。
自分だけが楽しむなんて…とも思うかもしれません。
しかし、元気がない人の周りに元気のない人が集まるように、
元気な人の周りには、元気な人が集まります。

「元気があれば、なんでもできる!」

故アントニオ猪木氏の代名詞ですが、
大人になって、この「元気があれば」の重要性が身に沁みます。
元気であるためのセルフマネジメントを行い、やりたいことをやりましょう。

私の知人も、やはり「元気だから」帰る!という気になったのだと思います。
どんな時でも、自分の元気がコントロールできるって大事です。
これは日々の積み重ね。チリツモで頑張っていきましょう!


4月,5月休館日のご案内

いつも内灘町屋内温水プールDUNEをご利用いただきまして、
誠にありがとうございます。

☆4月の定期休館日は
・4月2日(火)

☆5月の定期休館日は
・5月7日(火)

上記、お間違いの無い様ご確認ください。

スタッフ一同、皆様のご来館をお待ちしております。