- フィットネス
2026.01.27
2026.02.10
長く厳しい冬が明け、木々が芽吹き、柔らかな日差しが差し込む春。私たちは本能的に「何か新しいことを始めたい」「外に出て体を動かしたい」というポジティブな欲求を抱きます。しかし、急に激しい運動を始めて三日坊主で終わってしまったり、春特有の体調不良に悩まされたりすることも少なくありません。春の運動習慣を成功させる鍵は、「なぜ今なのか」を理解し、自分の心身の状態に合わせたステップを踏むことにあります。この記事を読み終える頃には、あなたの重かった腰がふわりと軽くなっているはずです。
春はなぜ運動を始めやすい季節と言われるのでしょうか。ここでは気温・日照時間・生活リズムの変化など、春が運動に向いている理由をわかりやすく紹介します。
冬の寒さは筋肉を硬直させ、血管を収縮させます。対して春は、平均気温が上昇し、体温調整のためのエネルギー消費が抑えられるため、運動を開始する際の身体的ハードルが大きく下がります。防寒着を脱いで、軽やかなウェアに身を包むだけでも、私たちの脳は「活動モード」に切り替わります。
冬の間は、寒さによる活動量の低下や、年末年始の暴飲暴食により、筋力や心肺機能が低下しがちです。春は日照時間が長くなることで、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌が増え、意欲が湧きやすくなります。この「意欲の波」に乗ることで、冬に蓄積した脂肪やなまりきった体力を効率よくリセットできるのです。
4月は年度始まりの時期です。転勤、入学、あるいは周囲の環境の変化は、心理学的に「フレッシュスタート効果」をもたらします。カレンダーの区切りを利用して新しい習慣を導入すると、通常の時期よりも継続率が高まることが研究でも示唆されています。「心機一転」という言葉が最も似合うこの季節は、運動習慣という自分への投資を始める最高のチャンスです。
ここでは春に運動を始めることで感じやすい、身体面・メンタル面の変化を紹介します。
春先に感じる「なんとなく体が重い」「日中も眠い」といった症状、これは冬の省エネモードから春の活動モードへ体が切り替わる際のタイムラグが原因の一つです。運動によって血液循環を促進すると、細胞の隅々に酸素が行き渡り、基礎代謝が向上します。代謝が上がることで老廃物の排出が進み、春特有のだるさ(春バテ)を解消するデトックス効果が期待できます。
春は寒暖差や気圧の変化が激しく、春バテが起きやすい季節です。適度な運動、特にリズムを刻むようなウォーキングや深い呼吸を伴うストレッチは、交感神経と副交感神経のバランスを整えます。運動後に分泌されるエンドルフィンやドーパミンは、ストレスを軽減し、メンタルヘルスを安定させる強力な味方となります。
「夏までに痩せたい」と6月に焦って運動を始めても、体が変わるまでには通常3ヶ月程度の時間を要します。4月から運動を開始すれば、薄着になる季節に向けて無理なく筋肉をつけ、引き締まったボディラインを作ることができます。急激なダイエットによるリバウンドを防ぐためにも、春からの「助走期間」が不可欠なのです。
ここでは運動初心者でも取り入れやすい、春に相性の良い運動ジャンルを紹介します。
まずは脂肪燃焼効果の高い有酸素運動から始めましょう。
・ウォーキング:20分程度の散歩からで十分です。春の風景を楽しみながら歩くことで視覚的なリフレッシュ効果も得られます。
・ダンス系運動:音楽に合わせて体を動かすことで、楽しさを優先しながら心肺機能を高めることができます。YouTubeなどの動画を活用するのも良いでしょう。
代謝を効率よく上げるには、大きな筋肉が集まる部位を鍛えるのが近道です。
・スクワット:「キング・オブ・エクササイズ」と呼ばれ、下半身全体の筋肉を刺激します。
・プランク:体幹を安定させ、姿勢を整えることで、立ち姿を美しく見せます。週に2〜3回、無理のない範囲で取り入れましょう。
冬の寒さで縮こまっていた筋肉をゆっくりと伸ばしてあげましょう。
・ヨガ:深い呼吸とともにポーズをとることで、柔軟性を高めつつ精神的な落ち着きを取り戻します。
・ストレッチ:特に関節周り(股関節や肩甲骨)をほぐすと、血流が劇的に改善します。寝る前の5分間だけでも効果を実感できるはずです。
ここでは春の運動で失敗しやすいポイントと気をつけるべきポイントを紹介します。
「今年こそは!」と意気込んで、初日から1時間のランニングをしたり、重いダンベルを持ったりするのは危険です。冬の間に休んでいた関節や腱は、あなたが思っている以上にデリケートです。まずは「物足りない」と感じる程度からスタートしましょう。
春は朝晩と日中の気温差が10度以上になることも珍しくありません。運動中に汗をかいた後、急激に体が冷えると免疫力が低下します。着脱しやすいレイヤード(重ね着)スタイルを心がけ、運動後のケアを怠らないようにしましょう。
花粉症の方にとって、屋外での運動は苦痛を伴う場合があります。また、環境の変化によるストレスで睡眠の質が落ちている時は、無理をせず「軽いストレッチ」に留めるなど、その日の体調に合わせてメニューを柔軟に変更する勇気を持ちましょう。
ここでは運動を「始める」だけで終わらせず、春以降も続けるための工夫を紹介します。
習慣化のコツは、脳に「これは大変なことだ」と気づかせないことです。「毎日やる」と決めると、一度できなかっただけで挫折感を味わいます。まずは「週1回、15分だけ」という、絶対に達成できる目標を設定してください。
「やらなければならない」という義務感は長続きしません。
・新しいウェアを買う
・好きな音楽を聴きながら動く
・運動後のご褒美(美味しいハーブティーなど)を用意する
このように運動と「快感」をセットにすることで、脳が自然と運動を求めるようになります。
もし、1人で始めるのが不安だったり、花粉や天候が気になったりするのであれば、フィットネスクラブ(スポーツジム)の活用が非常に有効です。
ジムの最大のメリットは「環境の安定」です。雨の日も、風が強い日も、花粉が飛んでいる日も、常に最適な室温でトレーニングに集中できます。この「言い訳できない環境」が、習慣化を強力に後押しします。
多くのクラブでは、春に合わせて初心者向けのカウンセリングや、易しいクラスを増設しています。マシンの使い方が分からなくても、専門のスタッフがサポートしてくれるため、自己流による怪我のリスクを最小限に抑えられます。
「今日は筋トレ」「明日はヨガ」「週末はプールでリラックス」といった多様な選択肢が一つの施設に集約されています。運動後のシャワーやサウナ、スパ施設を楽しみに通うのも、立派な継続のモチベーションになります。
A.基本的には大丈夫です。むしろ、軽い運動によって血行を促進した方が、だるさの原因である自律神経の乱れが整いやすくなります。ただし、熱がある場合や強い倦怠感がある場合は、休息を優先してください。
A.はい、可能です。屋外ではなく室内(自宅やフィットネスクラブ)での運動に切り替えることをお勧めします。どうしても外で動きたい場合は、花粉の飛散が少ない早朝や雨上がりを選び、帰宅後の洗顔やうがいを徹底しましょう。
A.個人差はありますが、1〜2週間で「寝つきが良くなる」「目覚めがスッキリする」といった睡眠の質の変化を感じる方が多いです。1ヶ月ほど続けると、駅の階段で息切れしにくくなるなど、体力の向上を実感できるでしょう。
春は心と体が「変わりたい」と叫んでいる季節です。その声に耳を傾け、ほんの少しの勇気を持って一歩を踏み出すだけで、あなたの1年後の健康状態は劇的に変わります。完璧を目指す必要はありません。今日、少しだけ背筋を伸ばして歩いてみる。寝る前に1分だけストレッチをしてみる。あるいは、お近くのフィットネスクラブエイムの見学を予約してみましょう。
フィットネスクラブエイムではインストラクターが常駐していますので、勇気を出したあなたの一歩をサポートします。
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監修:舛井達郎 エイムのマーケティングに携わり、紙媒体やWeb広告の運用を行っている。動画や広告制作も担当し幅広い業務に従事。フィットネスの普及のため、運動の方法や健康についてインスタグラムでの発信も行っている。