フィットネスクラブ AIM(エイム)

  • ヨガ

ラクダのポーズとは?胸を大きく開いて前向きさを引き出す後屈ヨガポーズ

現代の生活は、パソコン作業やスマートフォンの操作など、どうしても「体の前側」を縮め、「背中」を丸める動作が多くなりがちです。ふと鏡を見たときに、肩が内側に入り、呼吸が浅くなっている自分に気づくことはありませんか?

そんな現代人特有の「縮こまった体」を劇的にリセットしてくれるのが、ヨガの「ラクダのポーズ(ウシュトラーサナ)」です。

このポーズは、数あるヨガのポーズの中でも特に強力に体の前面を開放し、深い呼吸と前向きな気持ちを呼び起こす効果があります。今回は、ラクダのポーズの正しいやり方、得られるメリット、そして安全に深めるためのコツを詳しく解説します。

▶やってみたい!を叶えるフィットネスクラブエイムのプログラムはこちら

ラクダのポーズとは?意味と特徴を紹介

ラクダのポーズは、サンスクリット語で「ウシュトラーサナ(Ustrasana)」と呼ばれます。「ウシュトラ」は「ラクダ」を意味し、膝立ちから上体を大きく後ろへ反らせた形が、ラクダのこぶのような曲線を描くことからその名がつきました。

ラクダのポーズの由来と基本の形

ヨガの伝統的なポーズの一つであるウシュトラーサナは、重力に逆らって胸を空へと突き出す、力強くエネルギッシュなポーズです。基本の形は、膝立ちの状態から両手でかかとを掴み、喉元から太ももまでを大きく引き伸ばします。日常的な動作で「後ろに反る(後屈)」という動きは滅多にありません。そのため、このポーズを行うことで、普段いかに自分の体の前側が固まり、背中が丸まっているかを客観的に知ることができます。

強い後屈が立体的な胸の開きが特徴

ラクダのポーズの最大の特徴は、「胸郭(きょうかく)」を立体的に広げる点にあります。 単に背中を曲げるのではなく、肋骨の間にある筋肉(肋間筋)までを広げることで、肺が大きく膨らむスペースを作ります。また、お腹周りや太もも前(大腿四頭筋)といった、大きな筋肉を同時に伸展させるため、全身の巡りが一気に良くなる感覚を味わえるのが魅力です。

ラクダのポーズのやり方|初心者向けステップ解説

ラクダのポーズは非常に効果が高い反面、やり方を間違えると腰を痛めやすい「諸刃の剣」のような側面も持っています。大切なのは、「腰から折れる」のではなく「胸を高く持ち上げる」という意識です。

基本フォームの手順(膝立ちからの後屈)

1.準備: マットの上で膝立ちになります。脚は腰幅に開き、足の甲は床に寝かせるか、不安定ならつま先を立てておきます。

2.セット: 両手を腰(骨盤の上あたり)に添えます。このとき、指先を下に向け、手のひらで腰をサポートします。

3.引き上げ: 息を吸いながら、おへそを縦に長く伸ばし、胸の中心(胸骨)を天井に向かって引き上げます。

4.後屈: 息を吐きながら、付け根(鼠径部)を前に押し出すようにして、ゆっくりと上体を後ろへ傾けます。

5.完成: 余裕があれば片手ずつ手を離し、かかとを掴みます。首に痛みがなければ、視線を斜め後ろへ送ります。

ラクダのポーズ

腰を守るための姿勢の整え方

最も重要なのは、「太ももを床に対して垂直に保つ」ことです。 体が後ろに倒れすぎると、腰椎に過度な負担がかかります。お腹を軽く引き込み(腹圧をかけ)、骨盤を常に前へ押し出す意識を持つことで、腰ではなく「胸」を反らせることができるようになります。

よくある間違いと修正ポイント

・腰だけで反る: お腹の力が抜けると、腰が「くの字」に折れて痛みの原因になります。おへそを背骨に引き寄せる意識を持ちましょう。

・首を無理に落とす: 首をガクンと後ろに倒すと、血流を止めてしまい、めまいや首の痛みを引き起こします。首の後ろ側は長く保ち、顎を軽く引いた状態から徐々に視線を上げましょう。

・呼吸が止まる: 胸が開く刺激で、つい息を止めてしまいがちです。苦しいときはポーズを少し戻し、ゆったりとした呼吸が通る位置を探しましょう。

ラクダのポーズで得られる効果とメリット

このポーズを習慣にすることで、体だけでなく心にもポジティブな変化が現れます。

猫背・巻き肩の改善

現代人の多くが悩む「猫背」や、肩が前に出る「巻き肩」。ラクダのポーズは、縮こまった大胸筋をストレッチし、逆に弱っている背中の筋肉(脊柱起立筋など)を刺激します。ポーズから戻ったあと、肩が自然と後ろに下がり、胸がすっと開くのを感じられるはずです。

胸まわりが広がり、呼吸が深まりやすくなる

呼吸に関わる筋肉がほぐれることで、1回の呼吸で取り込める酸素の量が増えます。深い呼吸は自律神経のバランスを整えるため、慢性的な疲労感の解消や、代謝のアップにも繋がります。

前向きな気持ちを引き出しやすい心理的効果

ヨガの世界では、胸を開くポーズは「ハートを開く」と言われ、感情の解放に効果的だとされています。背中を丸めて下を向いていると気持ちも沈みがちですが、ラクダのポーズで空を仰ぐことで、不思議と自信が湧き、ポジティブなエネルギーが溢れてくるのを感じられるでしょう。

ポーズを深めるためのコツと注意点

初心者がいきなり「かかとを掴む」ことに執着すると、フォームが崩れがちです。柔軟性に合わせた工夫を取り入れましょう。

ブロックを使って手の位置を高くする工夫

かかとに手が届かない場合は、ヨガブロックを足の両サイドに置き、その上に手を添えてみましょう。無理な負担をかけずに胸を開く感覚だけを養うことができます。ブロックがない場合は、つま先を立てるだけでも、かかとの位置が10cmほど高くなるため、難易度が下がります。

首を反らさず、視線を斜め上に保つ練習

後屈が苦手な方は、無理に頭を後ろへ倒す必要はありません。両手は腰に添えたまま、胸を斜め上に向けるだけでも「ラクダのポーズの準備」として十分な効果があります。

あわせて読みたい: コブラのポーズのやり方と効果|胸を開いて呼吸が深まるヨガの基本姿勢

※後屈の基礎を学びたい方は、うつ伏せで行う「コブラのポーズ」から練習するのもおすすめです。

▶無料見学の詳細・予約はこちらをクリック

ラクダのポーズに関するよくある質問(Q&A)

Q. 腰が不安なのですが、やっても大丈夫ですか?

A. 腰に痛みがある場合、無理は禁物です。まずは手を腰に置いたまま、胸を少し上げるだけの「軽減法」から始めましょう。また、太ももの間にヨガブロックを挟み、内腿を締めるように意識すると腰が安定しやすくなります。

Q. 手がかかとに届かなくても効果はありますか?

A. はい、十分にあります!ヨガの効果は「形」を完成させることではなく、その過程での「体の伸び」や「呼吸」にあります。手が腰にある状態でも、胸が開いていれば効果は同じように得られます。

Q. 息が苦しく感じるのはなぜですか?

A. 後屈に慣れていないと、胸の緊張で呼吸が制限されることがあります。また、首を後ろに倒しすぎている可能性もあります。まずは少しポーズを浅くして、鼻から吸って鼻から吐く、穏やかな呼吸ができる範囲で行いましょう。

まとめ|ラクダのポーズで胸を開き、心にもゆとりを

ラクダのポーズは、私たちの体に「本来の広がり」を思い出させてくれる素晴らしいポーズです。胸を開くことで呼吸が深まり、視線が上がることで、閉ざされていた心が外の世界へと開いていくのを感じられるはずです。

最初は少し窮屈に感じるかもしれませんが、無理のない形から毎日少しずつ取り入れてみてください。

「正しいフォームを直接教わりたい」「もっと本格的にヨガを深めたい」と感じた方は、ぜひフィットネスクラブエイムへお越しください。 エイムのヨガプログラムでは、経験豊富なインストラクターが一人ひとりの体の硬さや悩みに合わせ、プロの視点でポーズをガイドします。安全で快適なスタジオ環境で、あなたも「ラクダのポーズ」がもたらす爽快感を体験してみませんか?

【ヨガ実施店舗】

エイム21   エイムムーンフォート  エイムスカイシップ

エイムフェイス  クアハウスN9  エイムサウスフォート  エイムスクエアゲート

  1. トップ
  2. ワンアドバイス
  3. ラクダのポーズとは?胸を大きく開いて前向きさを引き出す後屈ヨガポーズ