- ピラティス
2026.02.18
2026.03.26
「振袖のような二の腕のたるみが気になる……」そんな悩み、ありませんか? 実は、二の腕は日常生活で筋肉が使われにくく、意識しないとすぐに脂肪がつきやすい場所。今回は、ピラティス特有の動きで二の腕の深層部にアプローチし、スッキリ引き締まったラインを手に入れる方法を解説します。
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なぜ二の腕には、いつの間にか脂肪が溜まり、たるんでしまうのでしょうか。そこには身体の構造と日常生活のクセが深く関わっています。
二の腕の筋肉には、表側の「上腕二頭筋」と裏側の「上腕三頭筋」があります。 力こぶを作る二頭筋は、荷物を持ったり引き寄せたりする動きで日常的に使われます。しかし、たるみの原因となる裏側の「三頭筋」は、肘を伸ばしたり、後ろに押し出したりする動作で使われる筋肉です。現代の生活ではこの動きが極端に少なく、使われない筋肉の周りには脂肪がつきやすく、筋肉自体も衰えてハリを失ってしまうのです。
猫背や巻き肩の姿勢が習慣化していると、腕は常に体の前方へと位置することになります。この姿勢では肩甲骨が外側に開きっぱなしになり、二の腕の筋肉が正しく機能しなくなります。姿勢が悪いだけで、腕の筋肉への血流やリンパの流れが悪くなり、老廃物が溜まって「むくみ」によるたるみを引き起こすこともあります。
二の腕は単独で存在しているわけではありません。肩や背中の筋肉(広背筋や僧帽筋など)と繋がっています。背中の筋力が低下すると、腕を支える土台が不安定になり、その負担が二の腕の脂肪や皮膚のたるみとして現れてしまいます。「背中が丸い人ほど二の腕が太くなりやすい」というのは、この連動性が失われているためです。
ピラティスは「お腹周りを鍛えるもの」というイメージが強いかもしれませんが、実は二の腕のシェイプアップにも最適です。
ピラティスの基本は、お腹のインナーマッスル(パワーハウス)を安定させることです。体幹がしっかり安定した状態で腕を動かすと、肩の余計な力みが抜け、狙った二の腕の筋肉(上腕三頭筋)に的確に刺激を与えることができます。 腕だけで頑張るのではなく、全身の連動性の中で動かすため、しなやかで引き締まったラインが手に入ります。
あわせて読みたい: ピラティスで二の腕を引き締めよう!たるみの原因とおすすめエクササイズを解説
ピラティスでは、肩甲骨の安定と可動を非常に重視します。肩甲骨が正しい位置に収まると、二の腕の筋肉が本来の長さを取り戻し、効率よく使えるようになります。肩甲骨周りを動かすことで、二の腕だけでなく背中全体のシルエットも美しく整うのがピラティスの大きなメリットです。
反動を使って「えいっ」と動かす筋トレとは違い、ピラティスは深い呼吸に合わせてゆっくりと動きます。この「コントロールされた動き」により、筋肉の端から端までを丁寧に使うことができ、反動に頼らないため筋肉への負荷が逃げません。結果として、ムキムキしすぎない、女性らしい「ほっそりした腕」を作ることができます。
マットピラティスでは、自分の体重(自重)を負荷として利用します。特別な道具がなくても、腕の後ろ側にしっかりアプローチできる代表的な動きを紹介します。
体幹トレーニングの王道ですが、二の腕にも非常に効果的です。
ピラティス式のプッシュアップは、脇を締めるのが特徴です。
あわせて読みたい:【基礎から解説】ピラティスのやり方|基本姿勢と初心者向け動作
ただ動くだけでなく、以下のポイントを意識すると効果が何倍にも跳ね上がります。
腕の付け根は肩ではなく、肩甲骨だと思って動かしましょう。肩が上がって(耳に近づいて)しまうと、二の腕ではなく肩周りの筋肉ばかりが疲れてしまいます。常に肩甲骨をポケットにしまうようなイメージで、首を長く保ちましょう。
「吐く息」で最も力が必要な動きを行うのがピラティスの基本です。呼吸を止めてしまうと血圧が上がり、筋肉も緊張してしまいます。深い呼吸と共に動くことで、深層部から筋肉を引き締めることができます。
筋肉の細胞が入れ替わるには時間がかかります。まずは週に2~3回、短時間でも良いので継続しましょう。ピラティスは「10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回で体のすべてが変わる」と言われるほど、継続による変化が顕著なエクササイズです。
A. はい、引き締まって細く見えます。 ピラティスは「筋肉を太くする」のではなく「長くしなやかに使う」ことを目指します。脂肪燃焼効果に加え、姿勢が整うことで腕が長く、すっきりと見えるようになります。
A. 個人差はありますが、1ヶ月程度で「ハリが出てきた」と感じる方が多いです。 3ヶ月ほど継続すると、ノースリーブを着た時のシルエットが明らかに変わったことを実感していただけるはずです。
A. 「小指側」で押す意識を持ってみてください。 手のひらの中でも、小指側(手首の付け根あたり)でしっかり床や空気を押すように意識すると、上腕三頭筋にスイッチが入りやすくなります。
二の腕のたるみは、筋力不足だけでなく、姿勢や体幹の弱さが複雑に絡み合って起こるものです。腕だけを必死に動かすのではなく、ピラティスを通じて「正しい姿勢」と「全身の連動性」を手に入れることが、理想の二の腕への最短ルートとなります。
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監修:舛井達郎 エイムのマーケティングに携わり、紙媒体やWeb広告の運用を行っている。動画や広告制作も担当し幅広い業務に従事。フィットネスの普及のため、運動の方法や健康についてインスタグラムでの発信も行っている。