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朝ヨガの効果まとめ|初心者にもわかりやすい始め方とおすすめポーズを紹介

朝の時間を少しだけ見直して、ヨガを取り入れてみませんか?毎日を元気に、自分らしく過ごす一歩となります。「朝ヨガ」は慌ただしい日常をより快適にスタートするための“習慣”として、幅広い世代から注目を集めています。

朝ヨガ

朝ヨガのメリット

血流と代謝を促進し、身体を目覚めさせる

朝の目覚め直後は最も体温が低く、体はまだ「お休みモード」。そのまま1日を始めると、頭も体もスッキリせず、ぼんやりとした状態が続くこともあります。朝ヨガでは深呼吸とゆるやかな動きで全身の血流を促進し、起床後に硬くなりがちな筋肉をほぐすことができます。すると、目覚めの悪さが軽減され、朝からエネルギッシュに動けるようになります。

自律神経を整え、心と脳をクリアにする

深く静かな呼吸を意識しながら行うヨガは、自律神経のバランスを整えるのに最適です。現代人の多くは、日中ずっと交感神経(活動モード)が優位になり、知らず知らずのうちにストレスを蓄積しています。朝ヨガでは、副交感神経(リラックスモード)をゆるやかに高め、心を落ち着かせながら脳の働きもクリアにしていきます。特に、朝の光を浴びながらのヨガは「セロトニン」と呼ばれる“幸せホルモン”の分泌を助け、ポジティブな気持ちで1日をスタートさせる効果があります。交感神経/副交感神経のバランスが整うことで、集中力・生産性の向上も期待できます。

脂肪燃焼を助け、太りにくい体質へ

朝の軽い運動は、その日1日の「基礎代謝」を高めるといわれています。ヨガも同様に、インナーマッスルや大きな筋肉を刺激することで、脂肪燃焼のスイッチをONにしてくれます。特に朝食前の時間帯は、血糖値が低く、脂肪が優先的にエネルギーとして使われやすいため、体脂肪の減少にも効果的です。また、代謝が活性化され、運動後も1日を通して脂肪燃焼が続く「アフターバーン効果」が期待できます。さらに、朝から体を動かすことで「食べ過ぎを防ぎやすくなる」メリットもあります。運動によって自己管理意識が高まり、食事や生活習慣の乱れも自然と見直されます。

生活リズムの改善

朝ヨガを継続すると、自然と早寝早起きの生活リズムが整ってきます。決まった時間に起きて軽い運動をすることで、体内時計が正しく機能するようになり、夜も自然と眠くなって深い眠りが得られるようになります。また、朝のルーティンを持つことは、「今日も良い1日になる」という前向きな心の準備にもつながります。

脂肪燃焼でダイエット効果あり

朝ヨガに必要なアイテム

最低限これだけあればOKなアイテム

朝ヨガは特別な道具がなくても始められるのが魅力ですが、快適に行うために以下のアイテムがあると便利です。

動きやすい服装

吸汗速乾性の高いウェアがおすすめです。また、身体に適度にフィットするものだとより良いでしょう。オーバーサイズすぎると、ポーズをする際に裾がめくれて邪魔になることがあります。

ヨガマット(もしくはタオルやブランケット)

ヨガマットを引くことで滑り止めになるだけでなく、衝撃を吸収する効果があります。硬い床の上で直接ポーズをとると膝や肘、お尻などの骨が当たって痛みを感じることがあります。ヨガマットによってけがの防止となります。また、汗をかくと滑りやすくなりますが、ヨガマットの素材は滑りにくい加工がされているため、手足をしっかりと固定することができ、ポーズを安定させることができます。ストレッチ中心の動きやカーペット・畳の上であれば、バスタオルやブランケット重ねても代用可能です。

起床直後は脱水しがちです。常温の水を少しずつ飲みましょう。

快適さをアップするためのアイテム

アロマや音楽

アロマや音楽を取り入れることは、多くの場合は、ヨガの体験をより豊かにすることができます。リラックス効果の促進や集中力の維持・向上だけでなく、モチベーションを高める効果もあります。

ヨガブロック/クッション

柔軟性に不安がある方はヨガブロックやクッションが補助となり、ヨガのポーズをとりやすくなります。

朝ヨガのポイント

朝ヨガを効率的に行うために、以下のようなポイントを意識してみましょう。

朝ヨガは朝食を食べる前!

朝食の前に行う

朝食前に朝ヨガを行うことでダイエット効果が高まります。空腹時は体内の糖質が少ない状態ですので、この状態で有酸素運動を行うと、体が脂肪を優先的にエネルギーとして使いやすくなるといわれています。これにより効率的な脂肪燃焼が期待できます。胃に食べ物が入っていないため、胃への負担がないということもメリットです。消化にエネルギーを使われず、体が軽く感じられます。

起きたらまずは水分補給を

睡眠時には汗をかいているため、脱水状態になりがちです。まずは水分補給をしましょう。

静かな場所・自然光のある場所だとよい

朝の静かな時間は、雑念が少ない時間帯です。ヨガ本来の目的である「心と体を繋ぐ」「自分と向き合う」ことに深く取り組むことができます。また、自然光のある場所で行うことで体内時計がリセットされます。これは夜に質の良い睡眠を促し、日中の覚醒度を高めるために非常に重要です。

無理のないとりやすいポーズを選ぶ

身体にはそれぞれ柔軟性や筋力に個人差があります。無理に難しいポーズをとろうとすると、筋肉や関節に過度な負担がかかり、捻挫や肉離れなどの怪我につながる可能性があります。特に、体が十分に温まっていない朝ヨガの場合、無理は禁物です。

朝ヨガにおすすめのポーズ

山のポーズ

マットの上で、両足を揃えて立ちます。足裏全体で大地をしっかりと踏み締め、体重が均等にかかるように意識しましょう。肩を耳の方に一度引き上げてから、後ろへ回してストンと下ろします。肩甲骨を軽く寄せるようにして、鎖骨を広げて胸を開きます。反り腰にならないように意識します。太もも、膝、足首、足裏の筋肉を効果的に使うことで、下半身の安定性と筋力を高まる効果があります。

ネコのポーズ

マットの上で四つん這いになります。肩の真下に手首、股関節の真下に膝がくるようにしましょう。息をゆっくりと吐きながら、お腹を背骨の方へ引き上げ、背中を丸めます。尾骨を内側に巻き込み、おへそをのぞき込むように目線を下へ向けます。肩甲骨の間を広げるように意識し、首の力を抜きましょう。次は息をゆっくりと吸いながら、お腹を床の方へ下ろし、背中を反らせます。尾骨と頭を高く引き上げ、目線を軽く斜め上か正面に向けます。肩甲骨を軽く寄せるようにして、胸を開きます。この動作を繰り返すことで、背骨全体、特に背中や腰の柔軟性が高まります。

チャイルドポーズ

その名の通り、お母さんのお腹の中にいる胎児のように体を丸める姿勢で、安心感と安らぎをもたらします。まずはマットの上に正座します。ご自身が心地よいと感じる膝の幅に調節しましょう。息を吐きながら、ゆっくりと骨盤から上半身を前に倒していきます。お腹を太ももの上に乗せるようなイメージで、おでこを床につけます。おでこが床につかない場合は、手のひらを重ねてその上におでこを乗せたり、ヨガブロックを使ったりしても大丈夫です。両手を前方に伸ばし、手のひらを床につけます。指先を遠くに伸ばすことで、背中や脇腹の伸びを感じられます。ポーズが整ったら、全身の力を抜きましょう。体を丸める姿勢は精神的な安心感をもたらし、疲労回復を促進します。

チャイルドポーズ

朝ヨガ後におすすめの過ごし方

朝ヨガを終えた後の時間も大切です。せっかく整えた心と体をさらに快適に保つために、次のポイントを試してみてください。

白湯や常温の水をとる

寝ている間に体内で生成された老廃物の排出を助けます。胃腸の働きを穏やかに活性化させるため、朝食の消化吸収をスムーズにします。

消化の良い朝食をとる

ヨガの後の体は、まだ消化器系が完全に活動モードに入っていないことがあります。消化の良い食事は胃腸に余計な負担をかけず、ヨガで整えた内臓の働きを妨げません。重たいものや脂っこいものは避けましょう。

深呼吸や瞑想でより深いリラックスを

ヨガのポーズで体を動かした後、静かに呼吸や瞑想を行うことで、心身の落ち着きをさらに深めることができます。

1日の予定を整える

心身がクリアになった状態で1日の計画を立てることは、非常に効率的です。焦りや不安なく、冷静な気持ちで1日をどう過ごすか考えることで、より現実的で達成可能な計画が立てられます。

まとめ :朝ヨガですっきりとした1日の始まりを

朝ヨガは、体を目覚めさせるだけではなく、心の状態を整え、1日のスタートを前向きにする力があります。継続することで、代謝の向上や体質改善、自律神経の安定、生活リズムの確立といった多くのメリットが得られます。フィットネスクラブエイムでは初心者でも安心して参加できるヨガプログラムをご用意しております。経験豊富なインストラクターが一人ひとりのレベルに応じて丁寧にサポートいたします。グループで行うことでモチベーションも高まり、習慣化しやすくなります。あなたも明日から「朝の5分」を自分のために使いましょう。

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