トレーニングの種類~これってどういう意味?~

こんにちは!フィットネスクラブエイムです。

スポーツの秋。10月には金沢マラソンも開催されますし、
今年はバスケットボールやラグビー、バレーボールに水泳、卓球…
ワールドカップやアジア大会が目白押し!
スポーツ選手も日々トレーニングを頑張って、あの舞台に立っていると考えると、
なんだか胸が熱くなってきます・・・!

そんなトレーニング。専門用語もたくさんあって、「それってどういう意味なの?」というものも。
知らなくても問題ないですが、知っていると「お!こいつは通だねぇ」と思われることも!
いくつかご紹介いたします(^^)/

超基本!マシントレーニングの種類について

まずは
①レジスタンストレーニング
②フリーウエイトトレーニング
の違いから。
どちらも筋肉を鍛えていくためのトレーニング方法で、
重り(ウエイト)を用いてトレーニングを行います。

①レジスタンストレーニング
では、座面や背面など、フォームをある程度固定できるものが多いですね!
例えばレッグプレスやチェスト、ラットマシンなどがそれにあたります。
<メリット>
・安定したフォームでトレーニングができる
・ターゲットになる部位に直接効きやすい
・ケガのリスクが低い
といったところでしょうか。
トレーニング初心者の方も、比較的ケガのリスクが少なく、
かつ安定した正しいフォームでトレーニングしやすいものが多いです。
「筋トレなんてしたことない」という方も、このマシン類から始めるとよいでしょう!



このように座面や持ち手が固定されているもの

②フリーウエイト
では、レジスタンストレーニングと違い、体を座面などに固定することはほぼありません。
例えば、バーベルを用いたスクワットやチェストプレス、デッドローイングなどがそれにあたります。
<メリット>
・高負荷なトレーニングが可能
・メインになる部位のほか、補助される筋肉も多数あり運動効率が高い
・「トレーニングやってるぜ!」感が抜群にある
という面がありながらも、ケガのリスクは高くなるのが気になるところ。
自分のトレーニング状態を客観的にみて判断しなくてはならず、
判断を間違えると、大きなケガをしてしまうリスクは伴います。
ですので、まずはレジスタンストレーニングで体を慣らし、
徐々にフリーウエイトで高負荷なトレーニングを行う、というのがスタンダードな流れです。

ただし、フリーウエイトには軽負荷なダンベルを用いたものもいくつかありますので、
ぜひインストラクターに聞いてみてくださいね!


こういう大きなラックにある棒状のものが「バー」と呼ばれます。


基本的に片手で持つものを「ダンベル」と呼びます。

これも「トレーニング」です!

さらに、③自重トレーニングというものも存在します。

これは文字通り、「自分の重さ」を用いたトレーニングです。
例えば、マットの上で行う腹筋運動や腕立て伏せもそれにあたりますし、
重りをもたない状態でのスクワットも自重トレーニングです。

重りや道具がなくともトレーニングができるので、手軽さはバツグン!
ただし、こちらも正しいフォームがとれも大切。
膝や肩、首や腰など関節の動きが正しい方向に動かすことが重要です。


これはワンコの分、負荷かかってますが・・

トレーニングの効果をあげる「可動域」とは?

これらのトレーニングを行うにあたり、よく「体の柔軟度をあげましょう」と言われることがあります。
筋トレをするのに、なぜ柔軟性が必要なのか?と思われるかもしれませんが、
柔軟性があった方が、トレーニング効果がアップします!

例えば、肩回りが固い方がチェストプレスのマシンを使用し、胸部のトレーニングを行う場合。
固い方だと右の図の動く範囲になりますが、肩回り(背中)に柔軟性がある方なら左の図の範囲まで動けることに。

この場合、同じ重りでも筋肉が最大限のびて縮む、(弛緩と収縮)という動作の幅が変わります。
筋肉はこの弛緩と収縮を繰り返すことが重要になりますので、小さな幅で繰り返すよりも、
大きな幅で行った方が効率がよくなる、かつケガのリスクも少なくなる、というわけです。

よくトレーニング後のストレッチ(整理体操)をせずに終了する、という声を聞きますが、
しっかり使い込んだ筋肉のストレス軽減のためにも、負荷をかけたトレーニング後のストレッチはおすすめします。

トレーニングひとつを見ても、いろんな種類がありますが、
その根本の区分的な使い方をする場合には、このような専門用語があります!

いろいろ知ると、いつものトレーニングもちょっと違って感じますよね。
ぜひこれからも、トレーニングを継続し、体調の良い自分を目指していきましょう!


スタジオプログラム~LES MILSとエイムの歴史~

こんにちは!フィットネスクラブエイムです。

みなさん、スタジオプログラムに参加されたことはありますか?
エイムでは、ヨガはもちろん、エアロビクスやダンス系プログラムもあります。
その中でも人気が高いのが「LES MILLS(レズミルズ)」と呼ばれるもの!
今日はそのLES MILLSの種類をご紹介いたします(^^)/

エイムとLES MILLSの歴史…

ニュージーランドのフィットネスクラブで考案されたグルーLES MILLS。
全世界で20,000を超えるフィットネスクラブが、このレッスンを展開しています。

そんなLES MILLSプログラムがエイムに初めて導入されたのは、なんと25年以上も前。
石川県では初めての導入店舗で、テンポのよい曲に合わせて激しく動きながら、
初心者から上級者までが同じスタジオ内で楽しめる、というセンセーショナルな内容は、
当時のフィットネス市場に大きな影響を与えていました。

当時導入されたのはBODYPUMP
バーベルトレーニングを音に合わせて行いながら、軽負荷で高回数を行うプログラムです。
デモレッスンで参加した当時のスタッフは、翌日軒並み筋肉痛で苦しんだと聞いています。
ちなみにですが、当時はCDなんてない時代なので、カセットテープを音源にしていました。
巻き戻しなどで「キュルキュルキュル・・・」とか鳴ってたんでしょうか…(懐かしい!)


公式より

はじめてスタジオで開催!

それまでのスタジオプログラムといえば、エアロビクスが主流。
そんな中、バーバルを使用し音に合わせて高回数行うBODYPUMPの誕生は、
お客様にも大きな驚きと興奮がありました。
当時はメインインストラクターと、サブインストラクターの2名体制でレッスンを行い、
フォームの修正や持ち方、バーを下ろす位置など、細かにサポートしていたとのこと。

すぐに人気プログラムになったため、整理券を配布したら1分でなくなってしまうくらいの人気!
いまでも人気は高いプログラムではありますが、当時の熱量はすごいものでした。

その1年後、BODYCOMBATが導入決定!

続いて導入されたのが、BODYCOMBAT
格闘技系のエクササイズですが、特徴は「様々な格闘技が入っている」こと!

今まで格闘技エクササイズといえば「ボクシング」がメインでしたが、
BODYCOMBATではボクシングはもちろん、
・空手
・キックボクシング
・カポエラ
・ムエタイ
など、いろんな格闘技の要素が組み込まれているので、
「え!そんな動きしたことない!」とか、
「おいおい!そんな回数でやったことないぜ!」といった、
日常では絶対に行わない動きも多く、
これまた曲がかっこいいのでノリノリで60分過ごしてしまう!
翌日は背中や腕、脚と全身筋肉痛!(またもや)


公式より

エイムスタッフの資格取得

コロナ禍もあり、オンライン整備ができたこともあって、
資格取得のための研修も現在はオンライン上で可能になりました。

15年ほど前は、石川県から東京や大阪へ向かい、リアル開催で行われていたのですが、
全国からトレーナーになるべく、たくさんの参加者がいました。
ニュージーランドの伝統的な挨拶方法で、「鼻と鼻をちょんと合わせる」というものがあるのですが、
その挨拶をして研修スタート。一日半かけて、60分クラスの実践から各フォームの確認、流れの詳細や、
トレーナーとしての見せ方、キューイングという動きの指示の出し方など、徹底的に研修します。

同時に、プログラムは全て曲と動きが決まっている「プレコリオ」と呼ばれるものなので、
曲と動き・カウントも全て覚えます。(これが結構大変!!!)

研修が終わり、一定レベルまでのOKがでたら「仮認定」がもらえます。
その後、実店舗に戻り先輩トレーナーのレッスンに参加したり、自己研鑽をし、
ビデオで60分クラスのリードをしている姿を撮影し、本部でチェックされます。
それに合格すれば、晴れて「本認定」がもらえる仕組み。
この本認定がもらえれば、レズミルズインストラクターとしてレッスンが可能になります。

今ではたくさんの種類が!!

バーベルを使用するBODYPUMPから、
格闘技要素たくさんのBODYCOMBAT。

さらに、
ハイインパクトなエアロビクス要素満載のBODYATTACK
ヨガや太極拳の動きを取り入れたBODYBALANCE
ステップ台を使用するエアロビクス、BODYSTEP
体幹をターゲットに負荷を与えるLES MILLSCORE
老若男女問わず参加しやすくプログラムされたLES MILLSTONE
ダンス要素満載のBODYJAM
HIIT系トレーニングができるLES MILLSGRIT
※STRENGTH/Athletic/CARDIOの種類があります。

などなど、様々なレッスンを展開しています。
ぜひご自分のお気に入りレッスンを探してみてくださいね!


習慣にするためには、「3」を意識しましょう!


こんにちは!フィットネスクラブエイムです。
せっかくのお盆休みから台風の影響で足止めをくらってしまった方も多いのでは…
とはいえ、久しぶりに帰省したりご家族みんなで集まったりができた夏。
楽しい思い出には、おいしい食事がついてまわるものですが、

「マジでヤバイ、そろそろ運動しなくては・・・!」と考えている皆さん。
そして、
「でも、結局続かないんだよな・・・」と嘆いている皆さん。
続ける=習慣化するまでが、大変なんですよね。わかります。

続けるためには、「3」をまず意識!

・3日坊主
・石の上にも3年
・仏の顔も三度まで
など、3にまつわる言葉はたくさんありますが、継続するためにも3という数字はキーになります。
まずは、「3日間」やってみる。
毎日やらずとも、3日間”意識するだけ”でも違います。
例えば、
□座っている時の姿勢を意識する
□エレベーターよりも階段を使う
□よく噛んで食べる
など、健康に関係することをまずは3日間続けてみます。

その次に、「週3日間」運動する、を意識してみましょう。
その中に、週1日でいいのでジムでの運動を取り入れます。
残りの2日間は、ストレッチや近所のお散歩でもOKです。
まずは無理ない程度に”体を動かす”ことに慣れていきます。

それを3か月続けていきます。
ポイントは、「無理な目標をつくらない」ということ。
・毎日5キロ走る
・毎日1000キロカロリーに抑える
・毎日水を3リットル飲む
など、普段と全然違う行動を毎日の目標にすると、とても大変。
まずは「ゆるく」「柔軟に」やっていきます。

ついサボっちゃう・・・そんなときのために、インストラクターがいます!


もうやだ・・・

わかってる・・・そんなことは散々言われてきたし、意識してきた。
でもできないんだよ!!!!!

というアナタ。
わかります。私も一時期、無茶な目標設定をして、1日できないと「やーめた」となりました。
テレビやSNSででてくる素晴らしいボディラインを維持している方は、やはり相当の覚悟と努力をしています。
でも、普段まったく何もやってこなかったのに、いきなりその人のような行動は危険行為です。

そのために、フィットネスクラブには「インストラクター」がいるのです。
インストラクターの仕事は、運動処方や指導だけでなく、
”お客様のモチベーションアップを図ること”も、重要なスキルの一つ。
つい甘いケーキに手を出そうとしたときに、入会したジムで最初メニューを一緒に作ってくれた
インストラクターの顔がポンと頭に浮かぶと、自制できる、とあるお客様はおっしゃってました。
もちろん、コントロールしながら2週間に1回くらいのチートデイはとことん楽しんでいきましょう!

仲間がいれば、継続しやすい!


あとは、一緒にできる仲間ができると継続率は一気に向上します。

というのも、人間は基本「楽したい」生き物です。
できるだけ燃費を使わずに過ごすために、脳をフルスロットルで動かして楽するくらいダラける生き物です。
そんな人間という生き物ですが、周りに人がいれば「楽をする」ことを制限します。
例えば、一人暮らしで誰も来ないとわかっていれば、顔も洗わずパジャマで過ごすこともあるでしょうが、
今日は恋人が来る、とわかっていれば、早くから支度をして掃除もして、
なんなら普段使ったことのない素敵なカップも準備したりして…ウキウキ♡

と、普段なら絶対にしないことをやっちゃいますよね。
自分以外の人がいると、楽をすることをせず「頑張ろう!」となるわけです。

その分、メリハリは大切なので、グンと頑張った日はしっかり休む。
最近ゆるゆるしたことばかりしてたな~と思うなら、いつもよりセット数を増やしてみる。
など、バランスをとって細く長くやっていく。それが継続のポイントです。

それと、もしグループで運動をスタートするなら、3名ほどの仲間ができるとベストと言われています。
2人だと、一方が休んだ場合「わたしも休もう」となりがちですが、
3人だと、1人が休んだ場合でも「もう1人の仲間と行こう」となりやすい。
やはり1人じゃない、というのは大きなパワーになります。

継続のポイントは「3」!

まずは「3日間」の健康意識の継続。
つぎに「3か月」それを継続。
できてきたら「週3回の運動」にチャレンジ。
そして「3人の仲間」をつくる。

継続のためには3を意識するといい、というのはこの数字です。
また、目標としてもやりやすい。
・体重を3キロ落とす
・体脂肪率を3%落とす
・筋肉量を3キロ増やす
など、これらの3という数値の変化は、見た目にも影響していきます。
「たった3キロ?」と言われますが、その3キロが落ちずに苦労していたはず
個人差はもちろんありますが、一つの目安としてもわかりやすい。

健康はその場で完成せずに、一定期間の「結果」です。
30年間運動してこなかったのであれば、その結果が「今」です。
この先30年後の自分を作るのは「今」です。
猛暑も落ち着いたこの時期、もう一度目標を見直し、チャレンジしていきましょう!


食べる日焼け止めで美肌に!!

「体力」の種類について

こんにちは、フィットネスクラブエイムです!
夏バテや暑さでの疲労など、何かと気になる「体力」について、学んでみましょう!

体力には、大きく2つ種類があります。


1.行動体力

「筋力アップ」や「ダイエット」「ボディメイク」などで必要な筋力トレーニングで得られるものです。
筋トレや有酸素運動など、いわゆる運動を行うことで、人が行動するための体力アップを行います。
これらには、筋持久力、瞬発力、柔軟性、バランス能力など、人体が行動する際に必要な「体力」です。

2.防衛体力

まさしく今で言う「免疫力をアップしましょう!」というような、
目に見えない体力です。
様々なストレスに対しての防衛とも言い換えられます。
・生物的ストレス … ウイルス感染など
・生理的ストレス … ふいに発生したことに対し、動機や脈拍があがるなど
・精神的ストレス … 緊張、プレッシャーなど
・物理的ストレス … 痛みなど
こういったストレスから身を守るための体力です。


この防衛体力は、適度な運動を行うことで維持、向上も可能ですが、
それ以上に重要なのが「栄養・休養」の部分。
・食事で五大栄養素、必須アミノ酸を含めバランスよく摂れているか?過不足はないか?
・一定の睡眠時間を、適切な環境でとれているか?自分の体の状態を把握し、適切な休養をとっているか?
さらには、
・「人間らしい」生活を送っているか?周りとよい関係性を作れているか?またはそのようなコミュニティにいるか?
・「笑顔がでているか」嬉しい、楽しい、おもしろい、というポジティブな感情を持って過ごしているか?
・新しい情報キャッチ、発見ができるよう、視野を広く持てているか?
など、直接健康とは関係なさそうなことでも、ホルモンバランスがとれたり、神経伝達がスムーズになることで頭がクリアになっていきます。人は環境の生き物ですので、自分自身の健康が害されていると思えば、環境そのものを変えることが必要です。
以前紹介した「幸せの順番」にもあったように、セロトニンやオキシトシン、ドーパミンなどのホルモン分泌から幸福度が増し、心身に与える影響も多くあります。

体力アップをしたい!と言った場合、あなたはどのようになりたいですか?
「身体を大きく、強くしたい!」と言った場合でも、夏バテや風邪をひきやすかったり、
いつも調子が悪かったり…では、本末転倒です。
それならば、中肉中背でも「いつも調子よくて風邪もひかないし食欲もあるし、毎日楽しい!」という人の方が幸せそうにみえませんか?
「常に調子がよい状態でいたい」ということであれば、
行動体力と一緒に防衛体力を高める行動をとっていきましょう!

Enjoy! Fitness Life!!