エイムブログ「スリーミニッツ」

良い姿勢は一日にしてならず!日々の意識が大切です。


こんにちは!フィットネスクラブエイムです。

前回は背骨について、少しお伝えしましたが、皆さんは日ごろどのくらい姿勢を意識していますか?

前回にもお伝えしましたが、二足歩行で日ごろ過ごす我々人間は、重力を頭から受けています。背骨の湾曲(ゆるいカーブ)は、その重力や運動による衝撃を和らげ、内臓などデリケートなものを守ってくれています。
一方で、ずっと上からの重力に耐えている背骨たち。これらをしっかりリセットしておかないと、湾曲がきつくなったり、背骨と背骨の間が詰まったり、それが原因で逆に姿勢が悪くなり肩こりや腰痛を引き起こすこともあります。

リセット方法はとても簡単でありながら重要な「睡眠」です。
低反発のマットレスより、寝がえりのうちやすい高反発のマットレスの方が背骨のカーブをキープしながら、数時間に及ぶ睡眠を快適に過ごせます。
低反発も最初は沈み込む感覚が非常に気持ちいいのですが、沈みすぎると一点に重力が集中し、その箇所が痛み出すこともしばしば。

そして次に睡眠で気を付けてほしいことが、仰向けで寝ること。
先ほどもお伝えしたように、人は頭の上から重力を受けています。その重力の受け方を体の全面にすることで、詰まっていた背骨の間が開きやすい状態になります。
背骨の間がしっかりゆとりをもっていくと、背骨にある神経もスムーズになりますし、リラックス効果も高いとされています。
普段うつ伏せや横になって寝ている方も、眠る最初だけでも仰向けで呼吸を深くリラックスしてみてください。それだけでも全然違ってきます!

そしてそして、ここが最後になります。
それは「快適な睡眠環境でしっかり眠ること」です。
清潔なシーツ、気持ちのいい室温や湿度を保ち、眠ってから目覚めるまで、途中で目を覚まさないようにしていきましょう。
特に今年の酷暑では電力節電もありますが、エアコン温度をそこまで下げなくても、湿度を低くすれば涼しさを感じやすくなります。サーキュレーターや扇風機、冷感寝具などを活用し、一度眠ったら途中で目覚めないようにしましょう。
これは目覚めてしまうと交感神経が優位になり、リラックスの要である副交感神経が収まってしまいます。神経伝達は背骨に大きなラインがありますので、休ませるタイミングではしっかり休ませることが重要です。


背骨リセットでの睡眠ポイントは3つ。
1.高反発のマットレスで体重と重力の分散を行う
2.仰向けで呼吸を深く行い、背骨の間を伸ばす
3.快適に眠れるよう、室温や湿度をコントロールし、しっかり睡眠をとる

ちなみに、枕については非常に複雑で、それぞれの骨格や頭の大きさ、寝具、好みなども大きく分かれていきますので、ここでは説明しきれないのですが、唯一お伝えできるとすれば、高すぎる枕はNGということです。
ここも頸椎(首)のゆるやかなカーブをキープできる高さを選びましょう。最近はタオルをくるくる巻いて調整するものもありますので、そういったものを活用することもお勧めです!

Enjoy! Fitness Life!!


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