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スイミング特集

ストレッチは水中が効果的

 水中では、陸上とは違う力がはたらきます。浮力・水圧・抵抗・熱伝導の4つが主な水の作用です。人は通常地上に生活している間は常に重力がかかっており、運動を行わなくても抗重力筋(脊柱起立筋や腹筋深層など)は緊張力が働いている状態です。そのため、運動を行っていなくても体は絶えず様々なストレス(負荷)を受けているのです。そのようなストレス状態から一時的に開放させて体の負荷を軽減させてくれるのが浮力です。
 
地上では重力の影響で体重支持、姿勢保持に関わる抗重力筋や姿勢保持筋は常に活動(緊張)し続けています。水中では浮力により無重力に近い状態を作りだすことができ、これらの筋群をリラックスさせることができます。特に脊柱起立筋などの腰背筋群の筋緊張、筋疲労による腰痛を有する場合には効果的です。水温、水圧による温熱効果、血行循環の促進、自律神経機能の賦活なども同時に得られ、リラクゼーション効果も高めてくれます。

 高強度の運動後にそのまま休息すると、筋肉に疲労が蓄積されてしまいます。そんな時、運動後に水中での軽い運動(アクティブレスト)を取り入れると、筋肉の柔らかさが運動前に近くなり、筋肉の疲労が軽減されます。皆さんの運動習慣に当てはめてみましょう。スタジオでの激しいレッスン、休日のスポーツの試合、休暇中のアウトドアスポーツなど、思いっきり楽しんだ後、体のケアはされていますか?ストレッチで体をケアしている方もたくさんいると思いますが、ほったらかしの方も多いのでは。クールダウンやリラックスもかねて、一度プールで軽いウォーキングやストレッチなどを行ってみてはいかがでしょうか。

水中と陸上とでの柔軟効果を比較した実験では、水中での柔軟効果が高くなった、という実験も報告されています。特に、腰や背中の筋肉においては高い効果が得られるようです。腰痛や背中の張り、不調を感じる方は一度プールに足を運んでみてはいかがでしょうか。無重力に近い状態での運動は、リラックス効果、癒しをもたらしてくれるはずです。ストレッチを行い、関節可動域や筋肉の柔軟性が向上した場合、日常動作でも今までよりスムーズに効率的に行うことができるでしょう。



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